金色グライダー

あいまいな記憶と個人的な意見が多く含まれるライブレポブログ

BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark@東京ドーム 11/4 感想

【2019.11.04】

aurora:オーロラ。

ark:方舟。(ノアが洪水を逃れた)箱舟。

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BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark@東京ドーム2日め!行ってきた!

ついに、ツアーファイナルでした。

7月から一緒に見守ってきたaurora arkの旅路の果てを見届けられてただただ万感の思いです。

今回のツアーは5回しか行けなかったけど、それぞれのオーロラがいつも違う美しさを見せてくれて、何度も何度もわたしが生きることを肯定してくれて、ほんとうにわたしの救いになった。

目を瞑るとまぶたの裏に浮かんでくるあの星空とオーロラ、きっとずーっと忘れない。

いつもこんなにも大切なものばかりもらってる、 んとうにありがとう😭🙏

以下感想🌌

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aurora arcをバックに、スクリーンに映るオーロラ、イエローナイフの空を見上げるメンバー、生中継で円陣を組んで掛け声を放つ様子、今回のOP映像は本当に胸をぎゅっと掴まれる。

藤くんが深くお辞儀をして、高くギターを掲げて、スクリーンに映るaurora arkの文字とあの舟、ファイナルの寂しさを上回る高揚感があった!

1曲めのauroraを歌いながら、「聞こえるか東京!ツアーファイナルだからな!全部置いてくからな!全部受け止めろよ!」って叫んでくれてもう涙😢

歌ってる藤くんの歌声、あの反響まで耳に残ってる。

続く虹を待つ人。

花道を全力ダッシュするチャマの姿がとても美しかった。

PIXMOBが虹色に輝いていて、「叫べ東京!」の煽りに応えてオーディエンスが全力で歌って、藤くんは「同じ舟を見にきた」って歌ってくれた😢

3曲めはもちろん天体観測!

今日はラスサビで涙腺崩壊しました……あまりにもせつない。

過去には絶対戻れなくて、それでもどうしてもあの頃の君に会いたくて、今でもあの頃の君や自分と一緒に生きてる、ってすごくわかる。

こういう思いはこれからもどんどん増えて、宛名のない手紙も溜まっていく一方なんだと思うけど、この曲があればそんな思いも抱えて生きていける気がする。

ここでチャマくんのMCがあり、4曲めシリウス

真っ赤な照明に照らされるメンバーと、降りしきる雨のような演出がきれいだった。

「一番好きなものをその手で離さないで」という歌詞がじーんときた。

そして5曲めは車輪の唄。

これを聴くと心が一気にGGTの頃に戻る……目を瞑ると、4分割されたスクリーンに映る2012年の4人がいつだって鮮やかに蘇る。

お互いあの頃には考えることすらしなかった遠い未来にいるなあと思ったよ。

(しかし今ツアーこの曲のスクリーン演出適当すぎませんかね?笑)

ここで!メンバー紹介byチャマくんがあり、「今日最高にハッピー!って人もいれば、毎日つらいことばっかで生きるのめんどくせえ、って人もいると思う。そのままの気持ちでいいから、踊ろうぜ!」ってありがたすぎる言葉をもらった😢

踊る曲はもちろんButterfly!

飛び跳ねながら暴れまくって演奏するメンバーがめちゃくちゃかっこよくて、わたしもただ泣きながら心のままに踊った。

自分の心も世界も、わたしがどうにでも作り変えられるんだって、そんなこと思わせてくれる歌声ときらきらの音たちがほんとうにありがたかった。

あの最高のアウトロも聴き納めか、と思うと寂しかったなあ😭

7曲めは、藤くんが花道先頭にいる状態で始まる記念撮影。

今日も泣けて仕方なかった。

写真に閉じ込めた瞬間の延長線上に今の自分がいて、今悲しくても、写真に残したい笑顔の瞬間があったことは事実で、そのことがわたしを支えてくれるし、どこへでも行かせてくれるんだなって、ラスサビを聴きながら思った。

昨日と同じように人差し指でフレームをつくってわたしたちを覗く藤くんが愛しかった。間奏で藤くんに体を預けて弾くチャマ、間奏が終わってチャマの頭をくしゃっと撫でる藤くん、大好きが溢れてた😭

「とても楽しくてずるくてあまりに愛しかった」「変わらない景色の中からここまで繋がってきた」「今僕らがいる未来に向けて」って歌詞変えてくれたし、「ここ」でステージ指さしてくれたり、「僕らがいる未来」で客席全体をぐるーっと指してくれたり、嬉しかった😢

藤くんがセンターステージに戻り、話がしたいよ。

まじこれもダメ……涙がぽろぽろ零れて全然止められなかった。

優しいオレンジの光に包まれて、切実な藤くんの歌声と、せつないコーラスと、もう会えない人たちへの思いが重なって、ただ苦しかった😢

「肌を撫でた今の風が 底の抜けた空が どれだけ似ていても 抗いようもなく忘れながら生きてきたよ」って歌詞変えてて、胸が苦しすぎて潰れるかと思ったよ😭

いろんなこと忘れていくけど、きっと不意に、その人(たち)の好きだった匂いとか思い出して、忘れられないまま生きていくんだろうなあ。

苦しくてせつなくて悲しいけど、やっぱりうつくしい曲、ツアー通して何度も聴けてほんとうによかった。

ここで島へ移動。(いつか島の近くの席当てたいなあ🤤)

島1曲めは真っ赤な空を見ただろうか!

藤くんがゆっくり歌い出して、ヒロがそれに合わせてギター弾いて、フェイク入れまくる藤くんに頑張ってついていくヒロ、笑い合うふたり、めちゃくちゃぐっとくる入り方だった😭

真っ赤に染まる会場と、遠いステージだけど心のいちばんそばで演奏してくれる4人の姿がとってもきれいで、あの景色を一緒に見られてほんとうに嬉しかった。

「夕焼け空きれいだと思う心をどうか失くさないで そんなことを馬鹿正直に話せるあなたに会いに来た」って歌詞変えてくれて心が燃えたよ😭

「ふたりがひとつだったなら今日の日など来なかっただろう」って、わたしたちと自分たちを交互に指さしながら歌ってくれて、別々に生まれたことの嬉しさを思った。

歌い終わったあと、

「昨日はここでダイヤモンドって曲をやって、それは20年前に書いた曲なんだけど。今やった曲も15年前くらいに書いて、そのときはほんと個人的な感情で書いた曲で。でも十数年経っても4人の音が変わらずに、ここにいるおまえらに変わらずに届くってことは、ほんとうにすげえことだなあと思うよ」と感慨深げに話してた😢

秀ちゃんの紹介は大体昨日と同じだったんだけど、秀ちゃんが花道に行くためにベルトコンベアみたいなものにドラム台ごと乗せる、という案が藤くんから出て超笑いましたwww

秀ちゃんめっちゃにこにこ笑いながらオフマイクで「おれが!!ここに!!来たでー!!」って叫んでて死ぬほど可愛かった😂

島2曲めはもちろんリボン。PFツアーから今回まで、毎回この曲ライブで聴けるのほんとーーに嬉しい。

今日のリボンでは、メンバー4人の絆を強く強く感じた。

「強くなれた 強くなれた」と強調して歌う藤くん、コーラスのチャマがその突然の歌詞変えに笑いながら天を仰いで、「まったく〜」とでも言いたそうなあの表情、ほんとうにわかりあってるんだなって超ぐっときた。

そして、自然と4人向かい合って円になり、ハンドマイクで「嵐の中をどこまでも行こうぜ 赤い星並べてどこまでも行こうぜ 行こうぜ」と藤くんがヒロチャマ秀ちゃんの顔を何度も何度も確かめるように見ながら、笑いながら歌ってて、ただただ涙した😢

「そばにいることを選んで今そばにいるならどこだっていいんだ」って力強い歌詞変えも、もしかしたらメンバーへの思いだったのかも😭✨

BUMP OF CHICKENというバンドは藤原基央の才能なくしては成り立たない、それは事実だけど、ヒロとチャマと秀ちゃんがいなければその才能は発揮できないのもまた本当だと思う。

4人が中学生のとき、藤くんが右腕すっぽり入るくらいのダムを掘って、メンバーがそれを見て「やっぱり藤くんすげーよかっこいいよ!!!」って褒めたエピソードがわたしめちゃくちゃ好きなんだけど、この関係性が藤くんを支えてるっていうか。今もつくった曲を聴かせれば「ほんとうにいい曲だね」「藤くんすごいよ」って純粋に認めて、理解して、肯定して、愛してくれるメンバーがいるから、BUMP OF CHICKENがあるんだと思う。

バンドメンバーとして、幼なじみとして、そして何よりかけがえのない友達としての4人の絆を強く感じたし、終わらない青春を見せてもらった、きらきらの4分間でした😭

島から降りて、センターステージに戻って始まったのは望遠のマーチ!

今日のこの曲はすごかった😭

「失うものはないとかかっこいいこと言えたらいいよなあ!?」って煽るみたいな歌い方、「どれだけ待ったって」のところを歌わずに「今日歌う歌はすべておまえのために生まれてきたんだ!!」って叫んで、間奏では「なあ、東京ドーム広いか!?そうでもねえだろ!?おれはおまえをすげえ近くに感じるよ、おれの音だって近くに感じるだろ!?」って本気で伝えてくれて、「そんなの疑ったって構わないんだ 構わないんだ」「繰り返す明日だって明日だって叫んでる」って歌詞変えて歌ってて、ほんとうに熱かった、心が燃え上がった!

藤くんのあんななりふり構わないような必死な姿は初めて見たし、それだけ本気でわたしたちに向き合って思いを届けようとしてくれてた😭

あんな必死の音をもらえたから、わたしはどこへだって行けるよー😢

続く12曲めGOも、イントロでメロディーフラッグ

の一節歌っててもう涙😭

「響く鐘の音のようなあのメロディーを思い出して 出会ったときに僕が君と刺した旗」って……😭

メロディーフラッグという選曲、それだけでもう胸にぐわーっと押し寄せるものがある。

この曲聴いてるときの高揚感、きらきらした気持ちは言葉にできない!けどそれでいい!人に説明できるような言葉に直ってたまるかよ!

「みんなが走って先急ぐ」で藤くんもチャマも走る真似してたなあ。

そして宇宙的な音から始まるSpica。

何度聴いても静かに涙が零れてくる美しい曲。

「約束が生まれたときの笑った顔が愛しかったよ」って歌詞変えも超よかった。

スクリーンに映る大樹も荘厳で、神聖で、しっとりと光っていて、愛される命のことを考えたなあ。

優しくて厚みのあるチャマヒロ秀ちゃんのコーラスも抜群に好き🙏

14曲め!あのイントロが聴こえてくると否応なく体が動く、ray!

今日は藤くんグー👍のまま小さくワイパーしたり、首をリズムに合わせてかくんかくんしたりしてて可愛かった☺️

今まで気づかなかったけど、「生きるのは最高だ」って文字がスクリーンに大写しになってて、いいじゃん!と思いました(語彙力)

「確かめる間もないほど??」って感じで煽ってくれるのも好き❤️

ラスト、藤くんだけがギターを弾くアウトロ、終わったあとに拍手煽って手をくるくるっと紳士的なお辞儀してたのも可愛かった☺️

そして!しばらくこれが聴けないなんて寂しすぎるー😭新世界!!!

これのPVの世界観も大好きなので、スクリーンにライブバージョンの映像写してくれてて嬉しかったなあ。

息切れしながらハンドマイクでステージを駆け回り、わたしたちに愛を伝えてくれる藤原基央40歳!!大好き!!

「天気予報どんなときも〜」のとこでチャマの胸に身を預けてみたり、「この体抜け殻になる日まで」でヒロに絡みに行ったりしてたのも可愛かった😂

「声を聞かせてよ」からのわたしたちが「ベイビーアイラブユーだぜ!」って歌うC&R、最高すぎん?

「どんなに遠く離れても宇宙ごと抱きしめるよ」のとこ、めっちゃいろんな方向の客席指さしたあと可愛く抱きしめる仕草してくれてハート撃ち抜かれた😭❤️

曲が終わったあとも藤くん花道歩きながら「ベイビーアイラブユーだぜ!」って何回も歌ってくれて、もちろんわたしたちもそれに応えて歌って、そしたらメンバーも演奏してくれて、新世界延長戦が始まったのめっちゃ幸せだった、愛を確かめあった😭💕

「まだ歌えるか?」の問いかけがくればもちろんこの曲、supernova。

今日この瞬間一緒にいられることは全然当たり前のことじゃなくて、だからこそ、4人が目の前にいてわたしのために音を届けてくれるその一秒一秒を大切にしなきゃいけないなって思う。

「本当に欲しいのは君と歌った今なんだ 今日なんだ」「僕の世界は君があって守られる」って歌詞変えてくれて、ライブという空間ってほんとうにかけがえのないものなんだなあって。

藤くんが「せーのっ」って煽ってくれて、いーっぱい声出して歌った。

花道先頭で藤くんとヒロが向かい合ってギター弾いて、2人ともほんとうに楽しそうに笑ってて、曲が終わったあとはグータッチして、肩を抱き合いながら花道をふたりで帰っていって、すっごくいい光景だったなあ。

そして、本編ラストは流れ星の正体。

曲が始まるのと同時くらいにスクリーンに一筋の流れ星が駆けていった。

藤くんの切実な、叫ぶような歌声が、「君の明日まで届いてほしい」っていう心からのメッセージが、すべてわたしの胸に突き刺さった。

今日こんなに楽しくて幸せでも、明日何があるかわからない、でもつらい明日でも、BUMPの曲はただわたしに寄り添ってくれる。

「生まれたすべての力で輝け」、東京ドームの空気をすべて埋め尽くすように響き渡る声と、視界を満たす満点の星空が、すごく感動的でした。

一旦メンバーがはけて、再登場!

写真撮るときなかなか立てないベアブリック頑張って立たせてるの可愛かったし、藤くんが「ちょっと待って!」ってニコル連れてきてたのもめっちゃきゅんとした(笑)

ニコル立たせるための棒みたいなのから外して、自分の膝に寄りかからせてたのも可愛かった☺️

あと、袖から出てきたときヒロと藤くんが秀ちゃん指さしながらドラム叩く真似して、「ド!ラ!ム!」って説明してたの超面白かったwww

アンコール1曲め、何かなあと思ったらまさかのバイバイサンキュー……!

ライブで聴いたことなかった曲だったからすごく嬉しかったし、それ以上にツアーファイナルにこの曲を持ってくるところが……😭

お別れだけど、寂しいけど、でも寂しくない、そんな歌だから、ツアーファイナルにぴったりすぎて、寂しいけど満たされたような、あたたかい気持ちになったよ。

ひとりぼっちは怖くない、のメロディーで、「君ともっと一緒にいたい」って歌ってくれて胸がぎゅうっとなった。

BUMPの4人がわたしと同じ気持ちでいてくれることがどれだけ嬉しいか。

ずっとずっとライブが終わらないでほしかった。

「もう一曲付き合ってくれる?」とアンコ2曲め、ツアーファイナルならこれしかない!ガラスのブルース!!

なんかめちゃくちゃ久しぶりに聴いたような気がしたな、超ブチ上がった!!

わたしとBUMPの心臓であるこの曲、何も考えずただすべての音を体と心で感じた!

またチャマと一緒に跳べて嬉しかった🔥

「ギター増川弘明!」からのギターソロも久しぶりに見られて胸熱だった🔥

そして、藤くんがゆっくり花道を歩きながら、いつものようにわたしたちに歌を任せてくれて、でもいつもと違ったのは、「だけどおまえのそのブルースは」からもずっとわたしたちに歌わせてくれて、ただオーディエンスの声を聞いてくれて😭

わたしってこんなに大きな声出せるんだ、って自分で驚くくらい大きな声で、全部の思いを込めて歌った😭

藤くんわたしたちの声を聞きながら、自分の胸を何度も拳で叩いて、客席を指さして、聴こえてるよって仕草してくれてた😢

「ああ君の前に暗闇が立ち込めても ああ僕はいつも精一杯明日に歌う」って歌詞変えてくれて、わたしの明日をこんなにも思ってくれる彼らがいるなら、悲しくても寂しくても、空を見上げて笑い飛ばしてやれる気がしたよ😢

アンコールも終わり、みんな各々お別れ。

ヒロがシャツ脱いで上裸になってるの久々に見た(笑)

チャマくん目頭押さえながら顔真っ赤にして花道歩いてて、こっちも泣きそうだったよ😭

秀ちゃんはにこにこ笑顔で何か叫んでて、めちゃ可愛かった😂笑

藤くんがひとりステージに残り、深々とお辞儀をしたあとに話してくれたこと。

「魔法みたいな夜だった。終わっちゃったよ……。今日おまえらは、おまえは、大きな声出して歌っただろ?おれめちゃくちゃ煽ったもんな。今日おまえが歌った歌は、時間も距離も飛び越えて未来のおまえに歌った歌なんだよ。今は笑顔でも、未来のおまえはそうじゃないかもしれない。今日歌った歌を忘れるかもしれない。もしかしたら、そのときのために俺は歌ってるのかもしれない。あのときおまえ、大声で歌ってたじゃねえか!って伝えるためにおれは歌ってるのかもしれない。何綺麗事言ってんだ、と思われるかもしれないけど、これには根拠がある。音楽が生まれてから今日まで、たくさんの曲があって、今日も新しくたくさん曲が生まれてる。その中から、おまえらが、おまえが、おれの歌を、おれたちの音を見つけてくれたんだ。それが根拠だよ。ものすごい数の分母の中の1にしてくれた、ほんとうにすごいことだよ。おれの歌は、おれたちの音は、おまえを一人にしない。おまえが忘れてもそばにいる、気づいてくれるまでそばにいるから。」

BUMPの音楽って、ほんとうにそうだよな、って思った。わたしの人生、どんなときも寄り添って

いてくれて、気づけばわたしを支えてくれたし、生きる力をくれている。

BUMPの音楽に出会えて、一緒に生きることを選んだ自分を誇りに思うし、宇宙でいちばんの幸せ者だって思ったよ!!😢

そして藤くんがふと、「こんだけ話すんだったらもう一曲くらい歌えばいいよな」とギターを持ち!!「バンドのかっこいいとこ見せてやるよ」と言って、「冬が寒くってほんとによかった……」って歌いだして😭😭😭

そしたら袖からメンバーが急いで出てきて楽器を持って、どんどん演奏に加わりだして😭😭😭

あの光景を見られた、それだけで生きてきてよかったって本気で思ったよ。

5年前の東京ドームで、一人ステージに残る藤くんのもとへメンバーが駆けつけて飛びついたことを彷彿とさせる絆と信頼を感じた。

1番サビ終わりで「おれのバンドかっこいいだろ?」って誇らしげに言う藤くんの顔と、メンバーの笑顔がただただ愛おしかったよ。あなたたちのバンドはほんとうにかっこいいよ。

スノースマイルが終わり、楽器を置いた……と思ったら!!聞き覚えしかないイントロ、そして藤くんが歌い出す花の名😭😭

「僕が今日置く唄はあなたと生きた証拠で」と歌詞変えながら、秀ちゃんのほうを向いて歌って、ほこにヒロとチャマも自然と集まって、BUMP OF CHICKENが円になって、藤くんはただメンバーに向けてその歌詞を歌っていたあの光景、目に焼きつけたくて瞬きもせず見つめていた。

人生の大半の時間をともに過ごす4人にしかわかち合えない感情が確かにそこにあって、あの瞬間はただBUMP4人だけの愛だった。

「歌う力を借りたから今日のうちに返さなきゃ」ってわたしたちに歌ってくれて、目を見開いて、すべて出しきるような、熱く、熱く、切実な歌声で、「あなただけに聴こえる音がある 僕だけに歌える音がある あなただけに掴める音がある あなただけに会いたい音がある」と心まるごと届けてくれた。

あんなにも熱い藤くんの歌声は初めて聴いたかもしれないってくらい、痛いほど思いを伝えてくれた最高の歌でした、ほんとうにありがとう。

「魔法みたいな夜だった、でも魔法なんかじゃなくて、おれたちが聴いてほしくて曲を作って、きみたちが聴きたくてここにきて、それがここで出会っただけの普通の日なんだよな。おれとおまえが音楽を真ん中に待ち合わせしただけなんだ。明日は今日の続きだぜ、忘れんなよ!宇宙のどこにいても抱きしめるからな!ありがとう、アイラブユーだぜ!また曲作って、おまえらに会う口実にするよ!」とまたほんとうに幸せな愛の言葉をくれ、ニコルと一緒に藤くんはステージを降りました。

何ものにも代えがたい大きな大きな愛と、大切な約束をまたもらってしまった。

一緒にいられてほんとうによかった、ただただそう強く思う、魔法のような夜でした。

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BUMPと同じ景色を見て、お揃いの記憶にできること、それってほんとうに奇跡みたいなことだなあって思う。

チャマがツアー序盤で言ってくれた、「イエローナイフで見たオーロラがほんとうにきれいだったから、ここにいるみんなで見に行きたいけど、それはできない。でも、ここで一緒に見ることはできるから見せてあげたい」って言葉がとても胸に残ってる。

ただ一人のわたしに、あなたたちが見たうつくしい景色を見せたいって思ってくれてありがとう。

これからも、赤い星並べてどこまでも行こうね!ベイビーアイラブユーだぜ★★★★